7月1日(日)開催 中国語学講演会 報告書

フランスパリ第七大学より齊 衝(サイ ショウ)氏をお迎えし、中国語講演会を開催致しました。

時 間  : 2018年7月1日(日曜日)14:00~16:00
場 所  : 大阪産業大学梅田サテライトキャンパス(レクチャールームA)
講 師  : 齊 衝(サイ ショウ氏)
演 題  : 20世紀以来のフランス及び欧州における中国語教育と研究について
第一部: 16世紀から19世紀までのフランスにおける中国語研究の紹介。漢代から始まった中国語の例を引用し、文法パターンを言語で表現しています。19世紀以後、文法化の概念は独立語から文法的構成要素への移行を指すように提案された。文法化は文法進化と同じではない。1990年以来、文法化は広範囲かつ深く研究された。
第二部 : 20世紀以来の言語学の発展についての紹介とフランスの中国語研究の代表学者と主な研究成果。文法研究の進歩は、豊かな言語学的資料の収集、照合および記述だけでなく、研究理論の更新および改善にも依存する。 ベロベイ氏は両者を非常にうまく組み合わせました。 彼は西洋の文法化理論を中国に導入する最初の学者であるだけでなく、数十年にわたる研究経験の蓄積に基づいて、中国の統語論的意味論的進化メカニズムを理論的および方法論的に応用している。
第三部: 20世紀以来のフランスの中国語研究の分野で代表的な研究者二名(Alain PajraubeとMarie-Claude Paris)の詳細な紹介。20世紀には、新しい学問分野として、言語学はヨーロッパ全体の伝統的な文法の分野に革命をもたらしました。フランスは伝統的な宗教学と中国語の発音、言葉と語彙の研究から中国の様々な分野、特に中国語の文法分野に変化しました。

最後に質疑応答。

今回の講演会に来られた参加者の割合は中国人と日本人半々で終始和気藹々とした雰囲気の中で、 講演が行われました。講演会の最後は齊先生と写真を撮影したり和やかな講演会となりました。