孔子学院中国経済講演会

開催日: 2014年3月27日(木曜日)
時間: 18:00~20:00
場所: 大阪産業大学孔子学院(大阪駅前第三ビル19階)
講師: 馮 科(北京大学経済学院副教授、同経済研究所副所長、同不動産研究センター長)

転換中の中国経済

中国はGDP総額で日本を超え世界第二位に躍り出て、わずか3年後の2013年に日本の2倍の規模に達した。もちろん、アベノミクスによる円安効果が日本の経済規模を25%ほど過小評価した面も否定できないが、中国経済の急成長は依然として目を瞠るものがある。

一方、習近平・李克強政権が本格的に始動した中国では、「急成長」よりも「安定成長」への関心が高まる。その背景に、ますます深刻化する環境問題があり、官僚の腐敗がある。安定成長への舵取りは、「リコノミクス」と呼ばれる現象に象徴されるように、経済の市場化、構造改革、規制緩和といったネオリベラリズム的な要素が含まれているが、政治運営面では軟化した兆しを見せていない。また、2013年11月に開かれた中国共産党第18回党大会第三次中央委員会全体会議(「三中全会」)で、市場メカニズムの資源配分における役割が再度強調され、中国経済の市場化改革の行方は注目される。

さまざまな矛盾を抱えている中国をどう認識すべきなのか。日中関係が国交回復後の最悪な状態に陥ってしまった今こそ、正しく知らなければならない。

馮科副教授は、長年にわたって中国経済を研究し、とりわけ中国の資本市場や不動産金融の専門家として知られている。今回の講演では、「三中全会」以降の中国経済の新しい方向性について経済政策、不動産市場、資本市場、銀行と金融機関、農村建設、環境といった側面から迫る。

中国ビジネスに関心を持つ大方の皆様の参加を期待しております。

 

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